2012・7・15
毎日書道展の事
公募点数 31,307点
総数 35,041点
東京展展示数 14,000点
1948年(昭和23年)に始まる。
今年で64回展になります。
毎日賞解説 (13:00~15:30)
昨年までは、2部屋に展示されていた毎日賞の前で解説された。
今年は、入口付近の通りの広い所で展示された毎日賞の前で解説された。
私は、時間の都合でかなと近代詩文書の解説を聞きました。
仮名は、5分前に会場にいらした毎日賞受賞の方を前に呼ばれ確認された。
仮名は、慶徳紀子先生が会場にいらした方の解説をテキパキとされた。
残りの時間を恩師「熊谷恒子」先生の事をお話された。
慶徳先生は、18歳の時より熊谷恒子先生に指導を受けられ、
現在も指導にあたられているそうです。
近代詩文書は、小竹石雲先生が端から解説された。
仮名
一種で縦作品2点
二種で作品34点中32が縦作品
2×6の縦2行は難しい。
文字校正の難しさ。
ラテン形の線の美しさ
終筆に気を付ける
明るく清麗
行間の響き良い美しい作品
直筆で呼吸の間合いを考える
濃墨の構成が良い
スケール大きく見える
直線美、流れ美しい
渇筆素晴らしい
揺らしながら長峰で線の長さ工夫
筆力が強く、大胆
熊谷恒子先生の事
明治26年生
書の道ははるかに遠く、その人間形成
「書は人なり」
9人の愛弟子を育成された
昭和60年92才の言葉に、熊谷流強制せず、「それぞれの提灯に明かりを点けた」
27年前にお亡くなりになりましたが、師風そっくりではない
考え入れ一人一人の書の道がある
昭和7年93歳で亡くなられた
近代詩文書
若い世代から熟年層迄、理解しやすい、読みやすい
自作が多い
迫力、流動感、多彩な+α、習練された作品
現代性豊かな作品
慣れ、感動しない、作品のパターン化
淡墨は滲みを綺麗に出す
流れ、構成よろしい
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