2010,7,31.(土) 国立新美術館 講堂にて
第62回 毎日書道展 後期?期 「漢字・大字・刻字・篆刻」
14:00?15:40 会員賞受賞作家揮毫会 見学し
素晴しい揮毫を見せていただいた。
特に、「大字」の筆捌きの見事さに脱帽だった。
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会員2622名中→5名の揮毫
ロシアの文化使節団約20名の見学があった。
?漢字1類 神谷英山 先生
21文字以上の作品を、3行書きで、2尺×8尺の紙に書かれた。
濃墨、長峰を使い、丁寧に書かれた。
筆の上の方を持ち、真直ぐに立てて書かれた筆捌きはお見事でした。
?漢字2類 蕗野雅宣 先生
3文字から20文字までの範囲の文字数。
「龍翰鳳翼」の文字を、2本の筆を使い、
2尺×8尺と6尺×6尺の2種類の紙に書かれた。
?大字書 岩嶋巖峰 先生
「露」「融」の2作品を、柔軟体操をされた後、踊るように書かれた。
?篆刻 平川四皓 先生
筆順通りに文字を彫る。
人前で彫る事はなかった。
紙の面を象牙や鯨の骨で擦る。
印泥をたっぷり付けてゆるく押す。
両手で押す。
印材を上げる時紙を汚すので気を付ける。
35,000点の作品全部に印が押してある。
?刻字 高橋政巳 先生
平鑿を使った。
大刃多く使うのが専門家で、初心者は鑿の角が欠けてしまう。
トレッシングペーパーに書き写す。
書が9割、彫りが1割の世界。
広葉樹は寝かせてから使う。(桜材)
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