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2017.11.30.温知会書道展&守西支部の事で。 

2017年も残り12月を残すのみとなりました。

第73回温知会書道展案内ハガキ

今年の「第73回温知会書道展」は、12月5日(火)~12月11日(月)迄、東京都美術館で開催されます。
私の「守西支部」では、14名で出品しました。
公募ⅡかなではHさんが「秀作賞」、公募Ⅲ漢字ではYさんが「毎日新聞社賞」、H2さんが「秀作賞」と、3人の方が入賞されました。「毎日新聞社賞」に於いては「守西支部始まって以来の快挙です」
「温知会書道展学生展誌上展」に於いて、小3  Sさんが「特別賞」になり、東京都美術館に展示されることになりました。

2017.7.第69回毎日書道展近代詩文書入選

そして、「第69回毎日書道展7月」に於いて、10名の方だ出品し「kさん、K2さん、K3さん、Hさんの4人」が入選しました。私は「秀作賞」を受賞し、現在会友が2名になりました。 私は、「近代詩文書」部門の入選をしました。

2017.8.4.第52回高野山表彰式

それから、「第52回高野山競書大会」には、28名の方が出品し、「金剛峯寺賞・書道連盟賞・総長賞・審査委員長賞・南山賞・協会賞・推薦・特選・準特選・金賞」と、全員が入賞しました。
私は、高野山金剛峯寺での「表彰式に招待を受けました。

2017.7.第69回毎日書道展漢字Ⅱ類「秀作書」

そして、「第26回国際高校生選抜書展」(書の甲子園)」に
Aさんが、出品挑戦しました。

今年も沢山の「入賞・入選・合格」を頂くことが出来ました根底
には、「支部の皆様のたゆまぬ努力」があったからこそ出来まし
た、快挙と思います。

2017.9.11.「自灯明」額作品 

「自灯(燈)明」「法灯明」 「じとうみょう」とも「ほうとうみょう」とも (仏)よく整えられた自らを拠り所とし正しい教えを拠り所とすること。涅槃経によれば釈迦入滅時の最後の教え。

 

2017.9.11.(月)額作品が届きました。と、お手紙をいただきました
力強く、気力が満ちている書体に、しばらく眺めていました。やはり、芸術品なのだと納得致しました。また、日本には漢字が相応しいと思いました。ありがとうございました。という内容でした。

ご依頼人は、某大学の教授です。
内容は、「急ぎません。教授室に「自灯明」の横70cm/縦30cm~40cm位の 額作品を(道標)として残したい。」と、いうものでした。

今年、4月4日(火)友人①から連絡を受け、その友人①の友人②の友人③の夫君であられる方から、書の額作品の依頼を受けました。
最初の友人①の方が4年前2013年6月23日(日)開催の{第53回茨城県母親大会in守谷}実行委員長をなさり、私に縦横の看板を頼みました。
真ん中の友人②の方は、私が看板を書いている時に、その場にいて書いているところを何人かで見ていたというのです。


そうして、友人③に伝わり、今回の額作品に繋がったということなのです。

このような機会を承りましたことに、心から感謝申し上げます。   香石

2017.7.23.(日)毎日書道展 入賞者表彰式、祝賀会 

2017.7.11(火)毎日新聞に
「現代の書」に挑む精鋭たちの未来図
という、特集が組まれました。

漢字2類 「暖氣歸楊柳 春聲亂乳鶯」

彫刻家 平櫛田中の言葉 「やってやれないことはない やらずにできるわけがない」を、「近代詩文書」で

表彰式が始まる少し前

ロンドン5輪女子柔道金メダル「松本薫さん」大字書部佳作賞で表彰式に参加

鑑賞ガイド 「文部科学大臣賞」「会員賞」作品

「現代の書」に挑む精鋭たちの未来図

毎日賞 秀作賞 佳作賞 U23毎日・新鋭・奨励賞

表彰式次第 賞状 秀作賞賞品


そして、7月12日(水)から8月6日(日)迄、
毎日書道展が開催されます。

7月23日(日)会場はザ・プリンスパークタワー東京で、開催されました。
13:00から表彰式が、地下2階「コンベンションホール」
15:30 から祝賀会が、地下2階「ボールルーム」で。
この中で、文部科学大臣賞を頂いた「辻元大雲」先生は、高校のクラスの教え子であった「松野博一 文部科学大臣」から、祝辞と文部科学大臣賞を授与されました。

同日、17:00からは、私の所属する「書道研究 温知会」の、
お祝いの会もご用意して頂きました。

2017.4.11.ミレーネさんお友達に軸装作品プレゼント 

「翔」ショウ・とぶ
羊+羽

「あけぼのの白き雨ふる木の芽かな」=日野草城作 明け方細かな雨が降り、うすあかりに白く見える。木々は一斉に緑の芽を吹いている。

2017.4.11.(火)

ミレーネさんが書いた作品の軸装が出来てきて、渡しました。
ミレーネさんは、ホンジャラスという国から日本に嫁いできてはや10何年。
私の教室で「書道」を勉強して約丸3年になります。
ミレーネさんのお友達に、アルゼンチンに住む両親が日本人の娘さんがいるそうなんです。
そのお友達が、日本に滞在し、アルゼンチンに帰国する日が近づいてきました。
「彼女にお土産を渡したいけど、何がいいかしら?」と聞かれましたので、私は「ミレーネさんの書いた書の作品を軸装して渡したら?」と、アドバイスしました。
ミレーネさんは、「私に書ける?」と言って、目がキラキラしてきました。
そこであまり大きいと、書くのも大変だし、持って帰るのも大変だから、「半紙半分サイズで、漢字と仮名の作品を書きましょうか?」と提案しました。
ミレーネさんも一生懸命取り組みました。
軸装の色も話し合いました。
出来てきた軸装作品を見て、「わあ~、これとっても素敵ね! これ私が書いたのよねー! 嬉しい!」と、大喜びでした。
お友達の所に郵送して、週末飛び立つ日の朝に届いたそうです。
お友達が「これミレーネさんが書いたの?とっても嬉しいわ!ありがとう、大切にして壁に掛けて見ます」と、とても喜んだそうです。
彼女たちの会話は多分「スペイン語でしょう」
そうです、ミレーネさんが書いた世界に一つだけの(友情)書作品です。
 

ミレーネさんの夢は。「書道のライセンスを取り、ホンジャラスで校長先生をしているお母さんの経営する学校で書道の指導をしたい」のだそうです。
2年前、「新年試筆会」にミレーネさんも参加しました。半切作品を書いて持っていき、批評を受けたのですが、「この作品は、上手な人には書けない素敵な感覚があります」と、いうものでした。ミレーネさんとその先生にお礼を伝えたくてお話に行くと「髙橋さんは、この人をきちんとものにしてあげなさい」と、おっしゃいました。私は、気が引き締まりました。

 

 

2017.4.29.金澤翔子さん題字、新聞記事から 

2017.4.29.(土)
毎日新聞 20面 「ユニリポ」題字 金澤翔子さん

2020年 東京五輪・パラリンピックを控え、
企業のアスリート支援の動きが加速しているという。
毎日新聞において、「ユニバーサルスポーツ・リポート」を、
特集するようです。
それに伴い、障害者スポーツ特集面「ユニリポ」の題字を
新たに揮毫したダウン症の書家として知られる
金澤翔子さんの記事が目に入りました。
(元気とハッピーの気持ちを込め、パラアスリートに
頑張ってほしいとの思いで書きました)と話された。

私が、強く感動したのは、母親で書家の泰子さんの
「障害を持った我が子への将来を見据えた教育」にあります。
{泰子さんは、翔子さんには将来、障害者に寄り添う介護士として
自立することを希望している}
親子で、車いす生活を経験したり、リハビリ、介護の経験も持ち、
5月3~8日には、日本橋三越本店で
「金子みすゞ・金沢翔子展ーひびきあう詩と書ー」(毎日新聞社主催)が、
開催される。

なんて素敵なお母様でしょう!!

2017.4.1.(土)第2回 相田みつを 日本橋・春の特設展  

2017.4.1.(土)
書道研究温知会本部にて、お稽古と第52回高野山競書大会作品を提出しました。

I先生と日本橋にある 「一般財団法人 澄和(とわ)主催」相田みつを美術館特別協力
ギャラリー「309 collection」にて、開催の

第2回 相田みつを 日本橋・春の特別展を、拝見拝聴しました。

相田みつを氏 ご子息のギャラリートークでした。

相田みつをは、栃木県足利市に1924年大正13年生まれました。
1991年67歳まで、弟子を持たない、副業を持たない、筆一本で生きました。
昭和16年17歳で「イワサワケイセキ」に師事し、「書」で生きることを決意しました。
昭和20年21歳で終戦を迎えました。
昭和22年23歳でたくさんの賞を受けました。

[相田みつをの3つの柱]
① 20歳代は人の真似
中国の正統派古典といわれる王羲之や鄭道昭を中心に中国の古典を徹底的に学ぶ。
② 30歳から独特の言葉
「詩人 相田みつを」として、その時代に合った、(自分の言葉)を(自分の書)で、表現するために、
「5・7・5・7・7」のリズム感で表現する短歌を勉強し、歌人となる
③ 人間相田みつをの40年の座禅
18歳の頃、鎌倉 興福寺で「道元禅師」の流れをくむ「タケイテツロウ」に座禅を師事
「その時どう動く」から「人生はその時どう動く」は、40年の座禅から

1954年30歳から1984年60歳迄の30年間、「にんげんだもの」書き上げた
そこには、紙を買うお金もなく奥さんが作品を持って売り歩いてもなかなか買ってもらえなかったという。
ご子息は、「どうやって食べていたのだろう?」と、お話された。
世の中の芸術家は、裕福であると素晴らしい作品が制作できないものなのでしょうか?
現在インターネットで300%もの贋作が出回っているし。100人の鑑定依頼を受けると99点が贋作である。
(人間「相田みつを」は、3本の柱によって、誰にも真似の出来ない「相田みつを」を完成させた)は、私が講演で聴いたまとめです。

ここで、1996年7月5日 芸術新聞社発行 「墨」スペシャル表紙の写真を掲載したいと思います。
この本の中程には、10人の書家の似顔絵も載っています。

2017.3.1.(水)第32回守谷市美術作家展 中日 

朝方は厳しい寒さでしたが、春らしい穏やかな光が差し込む昼頃、会場に行きました。

2月26日の「書道パフォーマンス」の日は、156名という沢山の方にお越しいただきまして、ありがとうございました。6人の個性あるパフォーマーの書がオカリナの繊細なバックミュージックと共に、皆様の心に響きました事を切に願っております。遠方からお越しいただいた方から、花束を頂きましたが、緊張感が解けて「私の心にもパッと華麗な花が咲きました」。

昨年と今年と2回に亘って、書道パフォーマンスを企画させていただきましたが、より「書道」に興味を持っていただけましたら嬉うございます。「第32回守谷市美術作家展」は、3月5日(日)15:00迄開催中です。是非、会場にお越しいただいて、本物の書に触れていただきたいと思います。

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