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2011,12,6.第67回温知会書道展展示 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2011,12,6.(火)

「上野の森美術館」に於いて
第67回温知会書道展の展示の仕事をした。

去年と今年は東京都の美術館が改修工事の為、
「上野の森美術館」のみの展示の為、
師範以上の賞対象者と役員の展示になる為、
出展点数が限られた。

見応えはあると思います!!!

会期は上記の様に
12月7日(水)? 12月11日(日)です。

2011,9,19,   17日のお稽古 

2011/ 7/28 10:19 2011/ 7/28 10:14 2011/ 7/28 10:14

2011,9,19,

17日に私のお稽古に出かけた。

この日は、漢字研究会の茜の通知渡しと
       私の温知会書道展と月選の作品を
              選んでいただく日でした。
       そして、臨書の添削と
       生徒さんの作品選びもありました。

ただ、先生のお具合が悪く、別の先生が見て下さいました。

この暑さゆえ、体調にはお気をつけて下さい。

2011,7,30, 第63回 毎日書道展 見学(後期2期) 

2011/ 7/28 12:59

2011,7,30,

第63回 毎日書道展 後期2期 見学

仮名・近代詩文書・前衛書

今回で7回目、毎日書道展を見収めに行った。

仮名の線の引き方、表情の付け方が私の目を引いた。
特に私の生徒さんの仮名作品を見て、

 「よくここまで頑張りました」と、思いました。
 「まさに人生を語れる書」と、思いました。
 毎日書道展で2尺×6尺を100枚、
 高野山競書大会で半紙1,000枚
 忠実に書きこまれた結果だと思います。

ある方が言ってました。
「賢い親は、教師をも教育する」と。

2011,7,24. 第63回毎日書道展 毎日賞解説後期 

2011,7,24.

毎日書道展の毎日賞解説を聴く。   (仮名・近代詩文書・前衛書)

13:00?14:00   (仮名)  桟敷東石先生・酒井美春先生

  爽やかな線、きりりとした細線、豊かな線で作品を収めている。
  線の強弱を表現し、麗しい線を出している。
  濃淡による立体感、しなやかな流れが出ている。
  美しい紙を効果的に使用し、心地良い作品に仕上げている。
  4行書きの流れがきれい。
??  濃墨の力強さと潤渇の美を表現し、丁寧な線で書作された。
  ゆっくりの書き方で強さがある。
  素直な筆運びや自然な流れで、絵画的に表現。
  和やかに品格のある字で表現。
  上下に句を配置して、統一感がある。

14:00?15:00  (近代詩文書) 永守蒼穹先生

  書の鑑賞の仕方を含め、戦後金子鷗亭先生が
  「書は読める事が大事な事」と提唱された。
  現代の息遣いを現代に生かす事。
  高度成長とともに伝統的な物をプラスして。
  昭和30・40年代 漢字は青山三雨先生や村上三島先生が
  ご活躍の時代の為、ご苦労された。
  漢字は骨格的で、仮名は丸みを帯びている。
  自分の信念を信じ、新しい視覚であきらめなかった。
  昭和40・50年代? 毎日書道展で「近代詩文書」
           日展・読売書道展で「調和体」になった。
  スーッと歩いて足を止める作品に出合ったら、
  自分の目で見る、第2次鑑賞をする。
  
  U23は23才以下で、漢字仮名交じり書、
  若いエネルギーあふれ錬度の高い作品4点。
  表現方法として漢字仮名が融合し老錬な作品。
  難しい渇筆部分をふっくらと書いている。
  線質に粘りがあり、密度の濃い作品。
  潤いがあり、飽きが来ない作品。
  撰文する時、自分の好きな文字と
  柱のある作品になりやすい字とは違う。
  リズミカルで爽やかさがある作品。
  墨色を生かしている、余白の充実。
  行の流れ、線のふくらみがある。

15:00?16:00  (前衛書)  東原吐雲先生

  「ドーナツの穴」というコピーを配布下さる。
  「白を汚してはいけない」「自分の気持ちを線等で表現する」
  書く前と違う白を求めて書く、前衛書。
  白がきれい、余白とは余った白ではなく、
  黒で書かれた意味ある余白。  

  古典そっくりに書いて、読めるようになる努力をする。
  風土性があり、北海道は強い物求める傾向があると思う。
  淡墨は、「松煙墨・・・青味の黒」「菜種・・・茶系の黒」の墨を
  ねばねばに磨って宿墨させてから薄める。
  (2?3カ月 15?16℃)
  熱い思いを線に表現。
  渇筆は誤魔化しが効かない、宇宙スケールの大きい作品。
  文字から出発の書とそうでない書とある。
  濃淡で立体感を出す、骨と筋肉の様に。
  1+1=2 という答えでない前衛書である。
  人によって「好き」「嫌い」で良い、幅がある。
  1つの塊より3つ4つの塊の方が難しい。
  命をつなぐ3文字作品。
  用具は問わない、必要な線、綺麗な白の前衛書。

感想:何か目からうろこの3時間でした。
    3時間ずっと立っていたので、疲れたー。

   

2011,7,23.第63回 毎日書道展 特別展ギャラリィートークと揮毫 

2011,7,23.

毎日書道展を観に行く。

13:00?   特別展示「宇野雪村の美」ギャラリィートーク
(山本大廣先生)のトーク

宇野雪村は1912年(明治45年)に生まれた。
今回の展示で24歳と37歳の時の作品が原点と言える。
当時(前衛書)という概念はなく、書の新しい学び方とか
書の前衛とかいい、書の分野において線で発展すると考えられた。
アンフォルメダとかアクションペインティングと表現している。
途中までで、揮毫に移動

14:00?   仮名・近代詩文書・前衛書の席上揮毫を拝見

仮名(小野蕙厚先生)
きりっとした線で緊張感が溢れていた。

仮名(原田弘琴先生)
流麗な線が素敵でした。

近代詩文書(赤澤寧生先生)
松煙墨を磨り薄めた青薄墨を使われた。
48万円もする筆だそうです。

近代詩文書(後藤武之先生)
対照的な濃墨で書かれ豪解でした。

前衛書(倉林紅瑤先生)
細くて長ーい筆を2本使い龍の形を表現された。
古代文字が好きで題材に選ばれるそうです。
師匠からは美しく緊張感のある書を目指しなさいと
指導を受けたとか。

司会の永守蒼穹先生は、
最後に質問が出て来なかったので、日本人の奥ゆかしさの話をされた。
フランスで毎日書道海外展をした時、フランス人は両手を挙げて質問した。
70歳くらいの先生が半紙に揮毫をされ、そのフランス人は
「その作品はおいくら?」と聞いたそうです。
ある先生が「5万円です」と答えたそうです。会場から「えっ」とため息。
(こちらの先生は70歳位ですから、それまで60年間の蓄積された
経験と実績を鑑み、
それにこの作品を揮毫するに当たって
何千枚も書かれたはずです)と説明された。
この時、香石もその会場にその場に居合わせた。
会場の関係で限られた人しか入れなかったが、
香石は、温知会のカメラマンとして仕事をしました。}

その後、お一人の方が質問。
前衛書を書くに当たっての勉強方法は?
倉林先生は「師匠から古典を徹底的に指導されました」と。

2011,7,16, 第63回毎日書道展記念特別揮毫会・会員賞揮毫 

2011,7,16,

第63回 毎日書道展 (4回目)を見学に行った。

前期?期 漢字・大字書・篆刻・刻字(た?わ)

11:30? 「宇野雪村の美」開催記念特別揮毫会(前衛書)を拝見。
お二人の先生の前衛書の揮毫を拝見。
?田岡楚香先生  結婚式のドレスの生地に4色の色彩を刷毛で書かれた。
?川邉艸笛先生  あらかじめご自分でプリントした黒のケント紙に
???????????????????????????????????????? 剛毛の筆で震災の事を白色で表現された。
なるほど納得、前衛書の世界と思いました。
会場からの質問で「前衛書の基本的な勉強の方法は?」
??????????? 「古典の臨書から線や表現方法を学びとる」
??????????? 「絵画の基本とか表現方法を学ぶ」とのお答えでした。

14:00?15:30 会員賞受賞作家による揮毫を拝見。
?漢字   竹村節子先生  堅剛の筆を使い2尺×8尺に14文字と
?????????????????????????????????????????????????????????? 古希のお祝いの4文字
?漢字   佐藤菜扇先生  毎日賞と同じ字句を2種類の形で
?????????????????????????????????????????????????????????? 2本の筆をまとめて持たれて
?大字書  齊藤恭平先生  「神」の文字を若さあふれる30代
?大字書  武本蘭石先生  「無」「囁」を薄墨で
?刻字   渡邉佳苑先生  刻字の作品の作り方を順を追って

特別展示「宇野雪村の美」を拝見。 (新聞説明より)
古典研究の成果の上に独自の世界を築き上げた書家。
書の代表作約60点に加え、五島美術館所蔵の雪村旧蔵文物
更に故宮博物院に寄贈した雪村旧蔵碑帖を併せて紹介。
豊かな知性を駆使して欧米美術と日本の書の融合を試み、
「瞬発と集中」の世界を追求して簡潔な書の美を生み出した
日本を代表する前衛書家の全貌を解明する意欲的な試み

2011,7,14, 今日も第63回毎日書道展見学 

2011/ 6/27 12:44

2011,7,14,

今日も毎日書道展(3度目)を見学に行った。

前期展?期で 漢字・大字書・前衛書(た?わ)の部門である。

線の錬度の違いがはっきり分かってきた昨今である。

少し余裕が出てきた為、暮れの温知会書道展の構想を練りながら。

自分の作品を評してみると「きりっとした切れ味が不足している」と思いました。

更に、遠くから見ても余裕があり、食い込む線の奥深さを表現したいと思いました。

(冬来りなば、春遠からじ)を目標に、精進したいです。

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