6月29日 主治医の先生の勧めに流されずに済んだのは、何人かの人に体験談を聞いていたので、今後の展開が垣間見えたのである。
「限られた命」 自分の事に照らし合わせて考えて見ても、涙が出ます。
2005年10月頃、母がアルツハイマーになり、糖尿病絶頂期は、私の涙腺がすっかり緩んで、精神的にも体力的にも へろへろになってました。
1年半に及ぶグループホームでの生活は、とても満足した日を過ごし、私に感謝 感謝の日々でした。今年 5月までは、歩けていました。
去年は、六本木の国立新美術館で毎日展見学、両国の江戸博物館で中国の蘭亭叙見学もしましたし、食事や花見等、常に外に連れ出しました。
81歳という年齢で、今更 体にメスを入れないで、必要以上に痛い思いをさせたくないと思うのは、私だけではないと思うのですが・・・・
母は、「私はぽっくり逝くんだから」と言っていたが、中々思うようにはならないようだ・・
「ぽっくり逝きたい」・・・。私の母もそう言っておりました。
励ます言葉が見つからずに困り果てた日のことを思い出しました。
正子さんが頑張っていること、お母様にはわからなくても、神様はちぁーんと見ていると思います。しっかりね!
何処まで分かっているのかは、多分本人しか分からない事であろうが、私の見る限り、ほとんど分かっている様でもある。
与えられた命と言う事を考えれば、今更苦しい事は与えたくないのが、子供としての本音である。