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2019.5.1.(水)令和元年5月1日 

2019.5.1.(水) 令和元年 始まりました。

新元号  (令和) の事



2,019年(平成31年)4月13日(土)
毎日新聞 24面の記事に依ると、

 

万葉集講座 新元号(令和)の考案者の中西進大阪女子大名誉教授(89)=日本古典=は、12日、万葉集の講座を東京都内で開いた。講座冒頭(あまりにも誤解が多すぎる。一個人として感想を述べる)と切り出した」という。
「講座では、(同姓同名の中西進という人が考案者とされている。中西進という人が考案者と言われているが、ここにいるのは違う人間だ。元号は世の中の一人の個人が決めることではない。)と名言を避けた。」
確かに「令」という字は、私 髙橋香石が「パッ」と思い浮かぶのは、「命令」の文字かもしれない。
「しかし、「冷静に見ると、万葉集を出典とするのがいい」と述べた」という。
私 髙橋香石も、「令和」は、素晴らしい選択のように思います。
「令和」が、明るい未来の光に向かうように願っています。

 

「日本古典文学全集より」
(万葉集巻第五「梅花の歌三十二首 序文」)

 

天平二年正月十三日に、帥老の宅に萃まりて、宴会を申ぶ。時に初春の令月にして、気淑く風和ぐ、梅は鏡前の粉を扌皮き、蘭は珮後の香を薫らす。加以、曙の嶺に雲移り、松は羅を掛けて蓋を傾く、夕の岫に霧結び、島は殻に封ぢられて林に迷う。庭に新蝶舞ひ、空に故雁帰る。ここに天を蓋にし地を坐にし、膝を促け觴を飛ばす。言を一室の裏に忘れ、衿を煙霞の外に開く。淡然に自ら放し、快然に自ら足りぬ。もし翰苑にあらずは、何を以てか情を扌慮べむ。時に落梅の篇を紀す。古と今と夫れ何か異ならむ。宜しく園梅を賦して、聊かに短詠を成すべし。

 


天平二年正月十三日、太宰帥旅人卿の邸宅に集まって、宴会をくりひろげる。初春正月の良い月で、気は良く風は穏やかである。梅は鏡の前の白粉のように白く咲き、蘭は匂い袋のように香っている。そればかりではない、夜明けの峰には雲がさしかかり松はその雲の羅(ベール)をまとって蓋をさしかけたように見え、夕方の山の頂には霧がかかって、鳥は霧の幕に封じ込められて林の中に迷っている。庭には今年の新しい蝶が舞っており、空には去年の雁が帰って行く。そこで、天を屋根にし地を席にし、互いに膝を近づけ酒杯をまわす。一堂の内では言うことばも忘れるほど楽しくなごやかであり、外の大気に向かっては心をくつろがせる。さっぱりとして各自気楽にふるまい、愉快になって満ち足りた思い出でいる。もし文筆によらないでは、どうしてこの心の中を述べ尽すことができようか。漢詩に落梅の詩篇が見られるが、古も今もどうして立場の違いがあろうか。ここに庭の梅を題として、ともかくも短歌を作りたまえ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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