2009,7,8. (水)13:00~15:30 東京都美術館・講堂
毎日書道展・毎日賞 解説 (篆刻・漢字1類・漢字2類・前衛書・刻字)
{篆刻} (遠藤 彊 先生)
32,000点の内の1,000点位の出品。
女性の進出がめざましい。 4点の受賞作品の内、男性1人。
古典とのコラボレーション。
楽に残すかではなく、鮮やかに取り払うかである。
{漢字1類} (鬼頭 墨峻 先生)
1万数千点の出品。 51点の受賞。
最高79歳から 下は26歳が2人、平均57.49歳。
見せ場を作る。 潤滑と線の勢い。 古典の匂い必要。
構成、線の切れ味。 本文と落款のバランス。 メリハリと余白。
3行の場合;1行静かに入る、2行変化をつける、3行納める。
隷書でありながら、リズムがある。 力まずに。
さわやかな作品も入った。 粗密の関係。
色紙を使うと墨のにじみが少なく、墨が入りにくい。
単体の場合、墨の量に注意する。
最後の揺すり過ぎ、好みであるが。 感情の導入。
その3に、続く。