太字の字のバランスや問のハネが難しいです。
カナは細く書けましたが、一字ずつが文字になっているか心配です。
よろしくお願いします。 北村です。
香石より:
漢字の 「字間」 や 「バランス」など 半紙への収め方が、上手くなっています。
特に、波法、始筆は素晴しいです。
欲を言えば、「問」の撥ねと、「子」の撥ねですが、羊毛の毛の束をいきなり135度も方向転換しなければならない為、筆のお尻だけ左下にワンクッション下げ毛の束を準備させ、まとめながら左上に抜くと上手くいくと思います。 お名前をもう少し小さく書いたほうが、本文が伸び伸びと見えるような気がします。
かな文字は、特に最近、潤滑の変化や、線の滑らかさなどの表情が素晴しく表現されてます。
提案ですが、今度、雅印を押すような方向にしましょうかね。
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第66回 温知会書道展 案内の はがきが 届いた。
来年2010年と、その翌年2011年は、東京都美術館が改装工事に入る為、使用できないので、今年の東京都美術館での展示は、意義深いものがある。
2009,8,29.(土)大井町 きゅりあん
温知会師範の生徒さん2人と、漢字研究会に参加した。
今回の課題は、 「臨書=王鐸草書帖・半切サイズ」
「自運=晴樹遠浮青嶂出、春江暁帯白雲流・半切サイズ」
(王鐸)について
1592年 河南猛津に生まれ、61歳で逝去。
14歳にして学問を始め、郷試の試験官であった曹延諮を師とし、17歳の時には、蒲州の河東書院に学んだ。
31歳で進士に合格したが、総合138位と ずば抜けた成績とは言い難い。
47歳で経筵講官に命ぜられる。
乱世の中、二朝にわたって前例破りの昇進をしていく。
髭が立派で、体が大きく、割れんばかりの声、大食漢であった。(うどんと酒が好き)
王鐸の書は「無意識のうちにテンポが合って」いるという、究極のすごさがある。
書をものする際、字形や章法(効果的な字の配置)に意匠をこらしても、それが意識的なものである以上、決して”上乗”の境地に至りはしない。王鐸はこの意識的な意匠を超えることに成功し、究極のすごさを現出させた稀に見る書家なのである。
王鐸は王羲之の書の臨書への没入を実行していた。
「字は一筆でも古人に似なければ字をなさない」(「家訓」)傳山は王鐸をこのように理解していた。
特徴として、字が大きく連綿。文字の中の空間がどれだけあいているか。
これだけ、難しい臨書であった。
浅草サンバカーニバルを見て来た。
まさに「躍動感にあふれたサンバのリズムと情熱的なダンス」であった。
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