2014.8.2.(土)
2014.7.27.(日)
守西支部の生徒さんと国立新美術館の毎日書道展を見学しました。
私は「線質を鍛えるのには、古典を臨書する事が大切なんですよ」と、お話ししました。
そうしたら、小学生のお子さんを持つお母さんが「今、何を臨書したら良いのでしょうか?」と、聞かれるので、つい、毎日書道展のポスターに使われている「毎」「書」「書」辺りでしょうかしらね。と、言ってしまいました。
その後、題名や作者名等を調べることになり、大変勉強に成りました。
①「毎」=唐、顔真卿(祭姪文稿)
②「書」=弘法大師(風信帖灌頂記)ウクライナ展
③「書」=嵯峨天皇「 李山喬百詠断簡」ウクライナ展
2014.7.26.(土)
国立新美術館で開催されている「オルセー美術館展」を観ました。
昨年、毎日書道展海外企画展でも(オルセー美術館)には行きましたが、「晩鐘」「笛を吹く少年」「ロシュフォールの逃亡」等は、有りませんでした。
「晩鐘」は、とても深く心に響き、「笛を吹く少年」の光の輝きは、とても 印象深かったのです。
国立新美術館の「毎日書道展」では、13時00分から 「毎日賞」の解説がありました。
漢字の室井玄聳先生、刻字の薄田東仙先生、大字書の先生のユーモア溢れる解説は、会場を唸らせる楽しさがありました。
一般公募29,000点の内42%が漢字で、その内、89点が「毎日賞」と言う。
作品のおしゃべりは良くない。
演劇でも主役と脇役があるように書でも同じ。
個々の思いを作品に!
空間から筆を動かす事。
イメージの狙いは?
字が立って、空間の処理、墨量の必要性。
3文字のどれを生かすか?
印のみの美しさがある。
怒涛の気迫、筆を開く、主役2ヶ所。
空間の白の向こうに何が見える?
白文必要性。
「毎日書道展」の(温知会)の人の部屋番号を調べました。
私の作品を改めて観てきました。
裏打ちにより線が墨量を帯び、思っていたより作品効果が上がってました。
イッコーさんの作品を観ました。
とても錬度があり、素敵でした。
2014.7.25.(金)
竹橋の毎日新聞社の[アートギャラリー]で
書道研究温知会の熱田江卿さんも出品の、「康志の會展」を拝見しました。
昨年、毎日賞を頂いたり、各団体の方々それぞれに推薦を受けて、「第28回中国へ書の研修視察団」に 行った様子もまとめられてました。
9月30日~10月07日の8日間にわたり、
上海、長沙、荊州、武漢、北京を訪れ研修されました。
団長さんは「鬼頭墨崚 」先生で、21人で結成されていました。
その有意義な研修の様子が伝わってきました。 表入り口の、寄せ書きによる「康志の會」の看板が目を見張りました。
なんとも味わいのある、人間味溢れる書作品ばかりでした。
明日26日まで、開催されてます。
お客様との通信欄