2014.9.3.(水)
この度、Faavoつくばよりhttps://faavo.jp/tsukuba/project/311
{書の世界をカラーでご案内したい「彩り小冊子の作成」}プロジェクトにて起案いたしました。
書道の世界は基本的に白と黒とグレーで表現されます。しかし、私の脳裏にはありありとカラーリングが施された上で文字が映し出されています。その世界観に共感していただき、みなさまの書道手始めのきっかけになれたら素敵です。
自分の見えている世界がどんなに素晴らしいと叫んでも、知らない人には届かない。特に若い人々には退屈に思えてしまう書の世界です。そのように一見古臭いと思われてしまう筆文字に、時代の先端をゆくデザイナーさんにデジタルでカラー表現をして頂き、小冊子作製を起案することに致しました。
みなさまに応援して頂きたくてお知らせいたします。
宜しくお願い致します。
髙橋香石です。
2014年8月30日(土)
生徒さんと7人で、品川にある「高野山東京別院」を見学しました。
和歌山県にある高野山には遠くてなかなか行けませんが、「高野山競書大会」の上位入賞作品が品川の東京別院に展示されている為、観に行きました。
「書を創造する喜びを感じ」というタイトルで、「112,177点の力作が揃う」とありました。
{弘法大師空海が中国唐の地に留学僧として派遣されたのは延暦23年(804年)の事です。第16次とされる遣唐使一行には最澄や橘逸勢など、その時代を代表するメンバーが含まれていました。同年5月、難波津を出港した折は4船団、第1船に空海と逸勢が、第2船には最澄が乗船していました。途中第3・4船は遭 難沈没し、嵐にもまれました、中国福州の赤岸鎮に漂着が8月10日、更に長安(西安)に入ったのが12月末でした。空海の入唐から1,200年を経過しています。日本への帰国は大同元年(806年)10月、更に高野山を下賜されたのが弘仁7年(816年)と歴史に綴られています。平成27年(2015年)には弘法大師空海が高野山を開創されて1,200年のご報恩の節目を迎えることとなるそうです。高野山書道協会の創設は遡る事49年前、歴史を刻んで本年は30回となりました。}
私の支部からは、髙橋と川崎さんが展示されていました。
毎年思う事ですが、本当に力作が揃っていました。
展示場を出て、庭園を歩きながら、弘法大師像や石に刻まれた石像等を観てまわりました。その時、小3の生徒が「先生寝ているお釈迦様の像があるよ」と聞いてきました。その後、7人でその訳を40~50分調べました。そして、四国88か所の道場の事が表されていることが分かりました。
1・発心之道場 阿波國 「発心すれば即ち到る」
2・修行之道場 土佐國 「虚しく往いて実ちて帰る」
3・菩提之道場 伊豫國 「実の如く自心を知る」
4・涅槃之道場 讃岐國 「風葉に因縁を知る輪廻幾の年にかさとる」
そして、「響」にて、昼食を頂きました。
その後、東京国立博物館にて「台北故宮博物院展」を見学しました。
蘇軾や黄庭堅の書は圧巻でした。
一日、盛沢山のお勉強をしました。
2014.8.24.(日)
14時から、
「和田れいなさんのピアノリサイタル」を聴きました。
L.V.Beethoven ピアノソナタ第28番イ長調Op.101
F.Liszt 巡礼の年第2年「イタリア」より ダンテを読んで(ソナタ風幻想曲)
M.P.Mussorgsky 組曲「展覧会の絵」
素晴らしい演奏に、鳥肌がたつ程、感動しました。。
会場の「松尾ホール 日比谷」は、「東京文化会館」とは、また一味違う
「すぐ目の前で、私の為に弾いてくれてるような緊張感を味わえました」
16時20分頃から「第31回 読売書法展」を拝見しました。
毎日書道展とは、違いますが、友人の「調和体」作品は、特に素敵でした。
会派を越えて、素晴らしいものは素晴らしかったです。
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